パンがないならABC座を観ればいいじゃない。

A.B.C-Zは舞台が多いから躊躇う…なんてどの口が言っていたんだろうか。わたしは気付いたらABC座に前半だけで7回も通っていたらしい。自覚は全くなかったが、コレつまり自分の初日から3日とあけず日生に足を運んでいたことになる。

わたしはお金持ちでも、大富豪でも、豪農でも、お嬢様でもない、むしろ定職についていない貧乏人なので、本気で血で血を洗いながら向かっているのだが。その足取りは初日からむしろ段々と軽くなっている気がする…のは気のせいじゃないだろう。もう内容は頭に入っているのだけれど、毎回観るたびに新しい発見があるのだ。舞台って楽しいなぁ。A.B.C-Zの舞台って楽しいよ!と太鼓判おされていた通りだった。身にしみてわかった。

というわけで、17日夜公演の自分の覚え書きをまとめる。例によって例のごとく、自らのツイートを引用する。思い出したら補足する。横着ではない…多分。

・オープニングから塚ちゃんをみて「???」ってなったんだけど、違和感があったのは前回にみた時と髪が変わっていたからだとトークでようやく気づく。


・全体的に毛量がスッキリしていた印象だった。15日に観た時はもっと耳上とかもさもさしていた気がする。


・これ!!!多分attractionのお着替えタイムから腰回りをちょいちょい気にしている感じがあったので、そこで直す気でいました!とばかりにベルト外しはじめたので「おお…」と思いながらまじまじと見てしまった。
ここ、名前呼ぶところで河合がダブルピースで手を前後させるのかわいい。五関さんがジャケット半脱ぎで背中を見せつけてくるのたまらない。塚ちゃんのボルトポーズ、申し訳ないけど下半身見てます。

・MCとか全体的に観た感想である。なんか目がパパ感あるんだよなぁ…


・水筒は小さい透明なカゴに入ってるんだけど、好き放題さまざまな向きになっている水筒の角度を右向きに揃えはじめていて「なにやってんだろ…可愛いな…」と思いながらスクリーンに映る映像を眺めていたんだけど、気付いたら戸塚田の水筒の向きが頭コツンするみたいな角度になってて、いやそれは水筒なんだけど、と、戸塚田ァア!!ってなってた、一人で。


・ネバマイくらいから髪をモサモサし始めるんだよね、ちょっとずつ。かわいい。MCで人の話を聞きながら、あるいは聞き流しながら髪を両手でモサモサする。でもこの日は両手で前髪を額から撫で付けるようにしてぴったり後ろにやっていて、それによってあらわれる綺麗なでこと生え際…オールバックの塚ちゃん…。


・手のひらを上にしてゆっくり会場全体を示すようにして、音に合わせてその手のひらを下げるの歌詞にあっていたし、表情も優しい笑顔で、すごい好きなところ。この日は特によかった。


・甘いんだよね、どうしようもなく。


・恒例のお着替えタイムである。痛いよ〜みたいに指先を示してねえねえ!ってする河合に対して、立ち上がって向かい合ってなでなでしてあげるの凄い可愛かった。会場の上あたりに向かってパァーっと手をやるようにして痛いの痛いの…飛んでけー!ってやる五関さん。それから笑いかける表情の優しいこと優しいこと…河合からありがとう!ってな感じで差し出した握手に応える五関さん。格好いい。意味は全くわからないけどとにかくこの二人は世界平和。



・河合の前転をみて「じゃあ俺がやるね!」って自ら舞台の真ん中にいく塚ちゃん。前転(お手本みたいに綺麗)に良い反応をもらえて嬉しい塚ちゃん。河合に教えてあげる得意げな塚ちゃん。かわいい。河合も素直に実践する。かわいい。



・attractionを引きずる。


・ウィーアーアクロバットボーイズクラブ!と高らかに宣言している彼に向かってなんてこというんだ!(笑)って思ったけど確かになんかかわいらしい側転だった。五関さん悪気なく朗らかにdisるから最高だな。


・ネバマイで五塚ロックオンしているマンことわたしは毎回ここで首でカウントとりながら音楽に身体任せてる五関さんと客席を見たり身体を揺らしたり髪を触ったりする塚ちゃんとを交互に見ているのだが、17日夜は塚ちゃん、しきりに右上を見ていた。何を考えていたのかなー。


・これ途中から見た&よく見えなかったから塚ちゃんです!のポーズをはしこちゃんに向かってやっていたのだけ見た。可愛かった。


・パパというよりは爺感ある微笑み…優しく頷くようにしてカウントとってるあの五関さん本当罪深い。


・これ14かな?前にもやってた。目がくるんって上向きになって、すごいかわいい顔なんだ。


・ペンペンペンペン叩いてて羨ましかった。


・わっ、てやって顔見合わせるとか本当…もう…かわいいが過ぎて逆に真顔になった。

・上はしこちゃん下戸塚さん、で着替えてるところかな…ベルトを外す指先がすごい格好良かったんだけど語る言葉がない。表せない。


・17日の塚ちゃんはもうこれだけでお腹いっぱいですってくらいすごい可愛くて格好良くて綺麗な金髪だった。


・上下によく動く。


・五関さんだってやられっぱなしじゃあいられないよね。どんどん仕返ししてくれて構わないからもっとやってください。


・お口ミッフィーとしか言いようのない振りなんだけどあれなに。


・主観です。


・これずっと言ってた。(ひとりで)



・なんか二人の間に流れてる優し〜〜くて甘〜〜い空気がね、兄弟というより親子感あって。主観です。


・肘あたりで拭いてた。



・言い方とかニュアンスとかちょっとずつ毎回違う。最初の頃はギターケース立ててそれに寄りかかりながらだったのに、ギターケース抱えたままになってたり。


・いつだっけな、以前MCでも話していたやつ。本当に目線にどんかぶりで面白かった。


・これは入った全ての公演でそうでした。二人の性格というか、気持ちの向かい方の表れみたいで好きなところ。


・言い方がすごい可愛くて、ちょっと頼りなくて、応援するに決まってるだろうなに言ってるんだ安心してくれ!!!と言いたくなった。


・河合はちゃっかりさんである。



・最後の最後で笑いが止まらなくなった。塚ちゃんが何かを高らかに言っている最中に優しいトーンでありがと〜って言う五関さん本当好き…対照的な二人…あと戸塚さん毎回お気をつけて!って言ってくれるけど声がひっくり返ってて笑ってしまうごめんなさい。




これはレポではない。あくまで覚え書きだし、わたしの主観が入りまくっている。わたしから見たABC座17日夜はこんな感じだった、ということでひとつ。
悔しいことに、はしこちゃんと戸塚さんが中々見れない。見たいし、多分目に入っているんだけど覚えきれない。

休演日までに7回観に行った結果、舞台はなまものだという言葉が身にしみてわかった。セリフや筋書きは変わらなくても、その日の演者は昨日とは心も身体も違うのだから当たり前だ。毎回ニュアンスが変わり、セリフの間合いが変わる。だから同じ舞台でも、新鮮に楽しい。
わたしが今面白いなと思っているのは、入る公演によって客席の反応が全然違うことだ。笑い声や拍手、だいたいここで起こるなーと思っている箇所はあるのだが、毎回違う。昭和ネタで笑いが起こる日、起こらない日、拍手の大きさやタイミング。反応が違うのって面白い。それによって、なんだか劇場の雰囲気も変わる気がするから。

休演日明けは河合の28歳の誕生日である。そしてわたしにとっては3日ぶりのABC座だ。楽しみでならない。一日、休演したことで何か変わるだろうか。演者、A.B.C-Zのテンションはどうだろうか、客席の反応は?果たして。わたしはどんな感想を抱くのだろうか。
そして河合郁人自身が待ちに待ったであろう誕生日公演、どんなサプライズをメンバーが仕掛けるのか?これもまた楽しみである。はしこちゃんに「赤ちゃんじゃーん」と言われていたのは記憶に新しいが、そんな彼がひとつ歳を重ねる場に居合わせることができる幸福を、今はただ期待に胸を膨らませて待ち望むのみだ。