ブレーキが壊れたので。





待ってろABC座!さあ来いABC座!

なんて啖呵切って、大見得張って、前回締めくくったわけなんだけれど。
思いもよらないところから結論が転がり落ちてきたような気がしています。だから、前回から日が経ってもいないくせにこうして指を走らせています。



ジャニーズワールド、A.B.C-Zの出演が決まりましたね。
その知らせをtwitter上で目にした時、葛藤などひとつもなく心は決まっていました。

行く。
なんとしても行く。




わたしはコンサートが一番好きです。
舞台は、きっと観れば良いものを吸収出来るのだろうなと思いながらも、なかなか足を運ぶことにほんの少しの躊躇いがあります。
単純に、お芝居よりも生身の、彼らそのもののパフォーマンスが好きだからだと思う。
田口の主演舞台である【フォレスト・ガンプ】を観に行って以来、舞台へのハードルはだいぶ低くはなったものの、舞台よりも心が動くのはコンサートです。

だからこそ、わたしはA.B.C-Zを応援することに少し躊躇いがありました。
どうしても舞台のイメージが強いし、実際、次にある現場は舞台です。
今のA.B.C-Zが観たいがゆえにABC座に足を運ぶ気でいたものの、やはり不安は少しありました。


「ジャニワにA.B.C-Zが出るなら行こう!」

そう数人から言われた際、行きたい!と口にはしたものの、わたしの中ですごい乗り気という気持ちにはならず、行くかなぁ…行きたいけど…どうかな…と曖昧な感情が渦巻いていました。

そもそも、わたしが好きなのは単独コンサート。
ジュニアはどうであれ、デビューしたグループの単独コンサートというのが現場としては何より好きで。
だから、ジャニーズワールドなんてそこから最も遠いところだなと、ジャニーズワールドが始まった当初から思っていました。

そう、ジャニーズワールドが初めて上演されることが決まった時、わたしはまだKAT-TUN担だったわけなんだけれど「絶対行かないな〜」とフワフワ考えていたんですよね。


だから、twitterA.B.C-Zが出演することが決定したと見て、情報局のメールで公演日を見たとき、こんなにもアッサリと、一点の迷いもなく、「わたしはジャニーズワールドに行く」と心が決まったのは不思議なことでした。






今まで好きだったジャニーズのグループは、当たり前にCDでデビューし、ほぼ当たり前に1位を取り、当たり前にコンサートがあり、ツアーがありました。
行ける行けないに関わらず、そういう環境にいたわたしにとって、A.B.C-Zは異質でしかない。

大好きだと、もう心は決まってる。
ただ不安はいつもある。

そんな時にタイムリーにCDシングルが出る。
もの凄い恐ろしい力で背中を押されている感じがしました。


DVDで曲を出す。
舞台の仕事が多い。
この二つがネックになっていて、素直になれなかった。
他の人からすれば【そんなこと!】という程度かもしれないが、慣れ親しんだスタイルをほぼほぼ変える勢いで、と気負ってしまう。


でも、わたしは今までなら決して行こうと思わなかったところに足を踏み出すことに、なんの疑問も抱いていなかった。
ジャニーズワールドにA.B.C-Zが出るなら、行こう。そう、単純に、考えもせずに思いました。




ABC座に行きたいと思った時とは明らかに違う感覚。
わたしはこれが自分の答えだと思う。


担当とか、担当グループとか、そういう名前をつけなければならないと何となく思い込んでいました。
だからこそジャニーズWESTの担当になりたい、濱田崇裕の担当になりたいと頑張ったんだと思う。
それに関しては、間違いじゃないし、あの時間があったからこそ今の考えや感覚を手に入れられたんだと感じる。


きっと今のわたしは、どう転んでも、どうあっても、A.B.C-Zに心を奪われている。
自分の好みや、慣れ親しんだ応援スタイルや、そんな価値観なんかを全部ぶっ壊しても構わないくらい、いやむしろ、壊して彼らの仕事についていきたいと思っている。


どうしてこうなったんだろう?
去年の年末にはKAT-TUNのカウントダウンコンサートに行っていた。
5月にはジャニーズWESTの初のツアーに行き、KAT-TUNが4人になってから初の東京ドーム公演に行っていた。
6月にはNEWSの東京ドーム公演にも行った。


A.B.C-Z以外にも、いろいろなものを見た。
なんなら、代々木もサマパラも一公演ずつしか行っていない。


でも、わたしが欲してやまないのは、A.B.C-Zなんだ。
他のどのグループも変わらずに大好きでいるのに、こんなに心惹かれている。




先日、KAT-TUN担のお姉さんに話を聞いてもらった際に言われた。

「でも、多分もう心は決まってるんじゃない?」

多分そうだった。覚悟も、気持ちも、固まらないだけだった。
以前の自分とはかけ離れているからこそ、恐怖も強かった。
でも、ジャニーズワールドが決まり、わたしの行動や言動を見て「答えが出ている気がするね」と言っていただけた。

わたしも、そう思う。






CDシングル発売日だ。
ジャニーズワールドにA.B.C-Zが出演することが決定したことを知った瞬間から動き出した気持ちが、特典の映像を全て観た今、きちんと心にしっくりきた気がする。



1位を取ることが当たり前だったKAT-TUNを応援している時、プレッシャーに負けそうになり、負担になり、「いっそ1位を逃せば」と思ったことも正直、ある。
そんなわたしが今、どうしてもA.B.C-Zに1位を取って欲しいと渇望している。


自分の気持ちや考えを、宣言しなくても構わないだろう。
申し開きをし、お伺いを立てなければならないようなことでもないはずだ。







わたしは気持ちが赴くまま、A.B.C-Zを応援していこうと思う。
ただただ、彼らを観ていたい一心で。


「あなたはA.B.C-Z担ですか?」

と問われたら答えに窮してしまうかもしれないが、でも、まあそんなところなんじゃないでしょうか。




尚更、ABC座が楽しみで仕方ありません。
この気持ちのままで彼らを観れる日が、今は待ち遠しくてならない!


こんな風に思わせてくれてありがとう、これから、どうぞよろしくお願いします。














あえて言うことか?と思うんだけど、未だに塚田くんにも五関くんにも目や心を奪われっぱなしで、どっちがより好きなの?とかよくわからない状態。
橋本くんも戸塚くんも河合くんも、みんな好きだ。今はそれでいい。そうとしか言えない。


残念!シングル発売日中の更新ならず。気持ちはまだ発売日ってことで。