委ねる準備は出来ていた。

 

A.B.C-Zのコンサートに行ってきた。

 

 

 


言わずもがなA.B.C-Zは自ユニである。

今年、タキツバやKAT-TUNNEWSのコンサートには行ったが、本命のA.B.C-Zのコンサートは待ち侘びて待ち侘びて、やっとだった。

 

 

いや〜〜長かった!

 

 

昨年の10月に五関担になってから、はやくコンサートで五関さんを観たいと切望していたので、コンサートが決まった時は本当に本当に嬉しかった!
嬉しかったと同時に公演数にもにょもにょしたりしたけど、なんであれ五関担としての初めてのコンサートである。

 

なんてこった!

 

アーリーサマーコンサートの時に五関さんに殴られたような衝撃を与えられてから五ヶ月の後、岩に染み入るが如くじわじわと浸食され、気付いたらもう貴方しかいませんといった経緯で五関担になったわけで。


そりゃもう一年越しに代々木に五関担として舞い戻ることになったという、あの5月には全く想像もしていなかった未来に今自分はいるわけで…

 

とりあえず、ずっと緊張していた。


五関さんを担当としてからこのかた舞台しか観れていないし、最後に五関さんを観たのは野球大会でのサプライズゲストとしてだったし、最初に気になったきっかけであるコンサートという場が楽しみである反面、緊張も半端なかった。


アーリーサマーコンサートで五関さんを観た時の衝撃を、今の自分は受け止められるのだろうか…みたいな。

割と真剣に怖かった。

 

 

 

ところで、わたしはコンサートが大好きである。


きっと何の現場よりコンサートが好きだし、何のお知らせよりコンサートの発表が嬉しい。
会場から「どんな構成かな」とか想像したり、アルバムから「どんなセトリかな」とか考えたり、そんな風にコンサート当日まで待っているのが大好きだ。


今までは、そうやってただ受動的にというかなんというか、コンサートには観に行くという気持ちのほうが強くて。うちわは、公式のしか持ったことがなくて。

 

 

正確に言えば嵐のコンサートとウエストのコンサートでうちわを作った事はあったんだけど、別段見てもらえた訳でもなくファンサをもらった訳でもなく、何より担当ではない人だったから「そんなもんだよねー」なんて思って、すっかり忘れていた。

 

今回の、五関担として初めてのコンサートは隣が同じ五関担のお友達だったのもあって「五関二連だね〜」だとかキャッキャ言っていたんだけど。

 

「うちわはどうする?五と関でわけて作る?」みたいな事を聞かれた時に雷に撃たれたみたいな衝撃を受けた。


そうだ、五関さんのうちわ作りたい!って。


それまでは公式で出るであろうグッズのうちわを持つつもりで、五関担並んでるから五関二連だー的な…そういうアレなんだと思っていて。
そうしたらもう矢も盾もたまらず「作る!」って思った。

 

ファンサが欲しい〜とかいうような下心はゼロです!とは神に誓って言えないけれど。

ファンサよりなにより、五関さんに「あなたのファンがちゃんとここにいますよ」って伝えたかったんだと思う。


その時点では席もわかっていなかったけど、二階の一番後ろの席でも構わないから自分で作った五関さんのうちわを持ちたかった。

持つことに意味があると思った。

 

しかしながら自担のうちわを持つって経験は今までしたことがなかった!

だから少し気恥ずかしくて、こうなったらテーマでも決めて作っちゃおうと思った。こういう時に無駄にポジティブな自分ちょっと面白かった。

 

そこで掲げたテーマは五関晃一31歳〜夏の浴衣コレクション〜でした。

 

 

なんのこっちゃわからないかと思いますが、単に千代紙とか和柄の紙を買い込んで貼ってやろうってだけです。


工作が致命的に苦手な自分は一ヶ月前にわざわざ休みをとって制作に取り掛かりました。


いかんせん名前うちわっていう存在への経験値が低過ぎたが故に、表に五関・裏に晃一と作ってしまいフォロワーさんに「斬新な発想」と言われ赤面しながらも、なんとか完成したうちわは我ながらよく頑張ったなという出来で。


稚拙ではあっても、工程一つ一つを五関さんのファンなんだって伝えたい一心で作り上げたので、愛着がありまくりで。


「いや〜〜生まれて初めて自担の名前うちわ作ったわ!!いや〜〜!!恥ずかしい!!なんかわかんないけど恥ずかしい!」

 

って言いながらも友達には率先して褒められたがりました。(自分から見せました)

 

さてうちわの準備も出来、あとはコンサートを楽しむだけ…!

 

当日は目覚めた瞬間にすんごい貧血に襲われて「え、コンサート行けないかも…?」と思いましたが、友達が朝からグッズに並んでくれた事により無事手に入ることとなり、助かりました。

 

しかしながら今まさに並んでいるであろう友達から

 


「ねえ五関さんのファイル眼鏡なんだけど」

 


というラインが入って、一瞬「ファイルには五関さんの眼鏡しか写ってないのか?」とアホみたいなこと考えながらも、意味を理解すればファイルの五関さんはどうやら眼鏡をかけているらしく、それだけで貧血で起きられないくらいクラクラしていたのに文字通りベッドから這い出て、五関さんに会いに行く準備を始めることができました。

 

余談だけど改めて読んだら友達はわたしがファイルもお願いします!って言い出す前から「買うね!」って言ってた。性癖バレすぎ。


不思議とタイムラインには五関さんの写ったグッズだけ流れてこなくて、代々木に着いてやっと一緒に入る友達(五関担)と合流して、うちわとか見せてもらって…


「とんでもねえな?!」

 

ってなりました。うん。うちわの五関さん本当に一言でいうならとんでもねえ。格好良いなんてもんじゃない。

 

なにより嬉しかったのが頬がこけてなかったこと!


五関さんが痩せてると(それはそれで格好良いんだけど…)なんか悲しくなるオタクなので、グッズのどの五関さんも痩せてなくて嬉しかった…!!
ファイルもこのタイミングで見せてもらったら、まあ一瞬目を瞑ったよね。直視できなくて。眼鏡をかけた五関さんの破壊力よ…


昼ごはんで麺をチョイスした友達(ビール党)とともにわたしも梅酒ロックをキメたんだけど、まあー二人とも酔わない。酔えない。(笑)


ギンッギンに目が冴えたまま一旦友達と別れグッズを受け取りに行くと、タイムラインでは話題に上がっていながら想像も出来なかったペンライトがついに我が手に!

 


想像以上に斬新なペンライトを手にしながら再び合流した友達と会場へ…

 

 

と思いきや会場が開場されてない。

(なんか韻を踏んでしまった)

 

機材トラブル?とやらで開場時間が押しに押し、入場出来たのは結局開演の10分前くらいだったかと思う。

 


バタバタしていてすっかり失念していたけれど、今回のコンサートは五関担になってからは初めてのA.B.C-Zのコンサート。

 

舞台では踊り歌う五関さんを見ていたけれど、わたしが何より好きな現場はやはりコンサートなので、格別の思いがあった…


のに!!心の準備などしようもなく、うちわを出して双眼鏡を出してペンライトを点灯させて友達に泣きついていたらあっという間に時間が過ぎていて。


そして、コンサートでの注意事項を教えてくれる愉快なVTRが流れるのである。


コイベビのハシキクが出てきたり穴の塚田が出てきたり、宗介さんが出てきたとあれば、さあ五関さんはなんだ!?なにでくるんだ?とワクワクしていたら


ツナギである。


えびちゃんずーのツナギである。


んでなんかわからないけどツナギ姿で地べたに座ってひたすら口に食べ物を詰める。


詰める。


まだまだ詰める。


んでジュースを飲む。

既にほお袋はパンッパンである。


余談だけどこの映像で五関さんが食べていたのは「山盛りポップコーン・流しそうめん・汽車みたいなレールで回るちゃちい回転寿司・骨つきチキン」だったような気がしたんだけど甘いものありましたっけ?


前述した通り、五関さんに痩せてほしくないと切望しているオタク、完全に涙目。

始まる前から涙目。

 

だってほお袋が限界までパンッパンな五関さんって夢だったんだもん…!!!!


こんなに長々と書いてるのにまだコンサート始まらない。コンサートが始まるまでに何回「五関さんが好きだ」って思ったことか。

 


注意事項を頭に叩き入れる余裕もなく、ついに代々木第一体育館の客電が落ちた。

 


一曲目、
Take a "5" Train


センターステージがまあるく意味深に布で覆われてるから、きっと彼処から出てくるんだろうな…という予想どおりに薄布が剥がされた瞬間。

 

A.B.C-Zの五人がそこで、客席に向かって笑顔を向けていた。

 

五関さんの事を見つけようと思わなくても両目がすぐさま小さくて大きい五関さんを捉えていて。


笑顔で手を振りながら歌っている姿を見て、ああ五関さんだ、って呆然としていたんだけれども。

 

五関さんが、ダンシング五関先生でファンに向けて振り付けた振りを一人でやっているのを見た瞬間。


さっき引っ込んだ涙が自分でもびっくりするくらいドバァッ!っと出てきて。

 

五人がそれぞれ一人乗りのタワーみたいなものに乗っていたんだけど、ファンをそれはそれはきらきらした顔で眺めながら手をうねうねさせるあのなんとも言えない振りをやっているのがもう、なんていうか堪らなくて


これが観たかったんだ…!!って思いました。


記憶が正しければ、隣の友達にすんごく寄りかかりながら

 

「い゛る゛う゛ぅ゛う゛五゛関゛さ゛ん゛い゛る゛〜゛」


って言っていたような気がします。ごめん、友よ。


一曲目からこのテンションだったから1日目は本当に大変だった。

 

何せファンもSLTコンを初めて観るし、A.B.C-Zの面々もSLTコンを演るのは初めてだし、盛り上がり方が凄かった!

 

セトリとか曲と曲の合間とかで我にかえったりはしたけど、多少注意力散漫になる感じではあったけど…でも凄く凄く楽しかった!!


細かいところをひとつひとつ挙げていったらキリがないので印象に残ったところだけ。

 

 

 

五関さんと塚ちゃんのハイパー尊いシンメタイムに死亡しました。
息の合ったアクロバットも素敵だったし、二人でステージをものにしてる感じが堪らなかった…!

 

ステージの真ん中で向かい合って手を叩くところで五関さんがすっごい笑顔だった瞬間リアルにわたし出川だった。出川並みに口から「バイ」って言ってた。IQは2だった。

 


REVOLUTIONのフライングで五関さんがフリータイム(歌う場所じゃないところ)になった瞬間にふざけてるのかふざけてないのかわからないけど空中散歩を始めたり(ごせ散歩か?)していたのとか、鳥人間に目覚めたのかと思うような羽ばたきをしていたりとか、なんか真面目に面白いことをやっている姿にグッと…グッときました。まんまと可愛い…って思ってしまった。

 

言わずもがなソロのね!ソロの衣装!!

 

わたしはV6も昔からだいっ好きで、その中でもずーっと井ノ原くんが好きなんですよ。
それはもう子供の頃から今の今までずっと変わらずなんですけど。

まさかこんなタイミングで、井ノ原くんから五関さんへ衣装の譲渡があるだなんて…!!!

 

 

初日はただ「青を着てきて、かつ背中に名前を入れてくるあたり…五関さんって生粋のジャニーズだな…」なんてしみじみと思っていたんですが。

 

まさか、まさかその素敵衣装が…井ノ原くんからのプレゼントだったなんて…!!

 

その話がMCでされた時興奮のあまりめちゃくちゃ頭に血が上って自分が何を口走ったか覚えてないんですけど、五関さんが丈をあんまり詰めなくてよかったんだよね〜みたいな話をしているのだけは覚えてます。

 

井ノ原快彦というスタイルモンスターの衣装を大して丈詰めをせずに着こなす五関さんヤバくない?バイよヤバイよ…また出川になっちゃうよ…

 

この件についてはあとから思い出して、帰宅してからちょっと泣きました。いやー好きな人から好きな人への贈り物で出来上がるソロ。ただでさえ最高なのは言うまでもないのに、そこにこんな素敵なサプライズがあるだなんて!

 

あの衣装も流石の一言でしたが、ランプ(?)を使った演出、センターステージでのライトの演出、更にはスモークまで使いこなす五関さんは本当に五関晃一」の演出をわかっているなぁ…と感服いたしました。もう好きしか言えない。

 


コンサートの最中に何度も何度も、五関さんが大好き…!って感極まっていたんですが。

事件は2日目の昼公演に起こりました。(夜公演にも起こりました)

 


昼公演、別段近い席というわけでもなく、でもそれを不満にも思わず、トロッコが来たらそれなりに近いね〜なんて友達(五関担)と話をしていたら、です。


アンコールでのトロッコの際、思っていたより距離が近くて。


1日目はトロッコがきた時に五関さんは肩甲骨と頸を見せてくれて「あ〜五関さんの背中…肩甲骨好き…」ってポジティブシンキングを無駄に発揮したりしていて。


だから五関さんがこっちを向いてくれるとか考え…てもみなかったとか言わないけどちょっとは思ったけど…でも本当にこっち向くとか想像出来ていなくて。


わたしは手作りの五関うちわを手にしていて。


ついさっきまで麗しき肩甲骨を見せていた五関さんが、ちょうど自分の前にくるあたりでこちらを向いてくれて。

 

自意識過剰と笑われてもいい…


五関さんが、わたしのうちわを見て「あっ」という顔をしたんだよ…

 

見たよ!って顔した五関さんと目が合ったと、わたしは思ったんだ…。

 

五関担二人並んで「五関二連だね〜」だなんてキャッキャしてたけど、いやとんでもないぞ。

 


とんでもないぞ!!?

 


こうして書いていても「自意識過剰じゃね」って思わないでもないんだけど、あの時の五関さんの顔は一生忘れないと思う。


(´`▼´) あっ


て顔したんだよ!うちわ見てくれたもん!


わたしの五関晃一31歳〜夏の浴衣コレクション〜を見てくれたもん!


本当に一生ものの思い出だよ…とか言ってたけど。夜公演ではそのトロッコを今度は見上げる形の席にいたんですけどね。

 

トロッコに立ちながら見下ろして手を振ってくださいましたよ、五関さんは。

 

1日で何回死んだらいいのかよくわからないけど、とりあえず内臓にダメージを喰らいました。


ファンサほちい〜って目的のうちわじゃない(なんせ表が五関、裏が晃一)つもりだったから、五関さんって自分のオタクに優しいんだなぁ…幸せ者だなぁ…って思いました。


一週間くらいその記憶を繰り返し思い出しては「ウッ」て撃たれたみたいなリアクション、もしくは「えへへへへ…」ってお花畑に来ちゃったみたいなリアクションをしていたら割と本気で心配されたりしましたが、待ち侘びていたコンサートでやっと会えた大好きな自担からいきなりファンサもらえたらそらこうなるわって感じで許してもらいました。
(実際は「あ、へへ、ちょっと…」みたいな誤魔化し方しました)

 


五関さんの体毛好きとしては、MCで腕が映るたびに


「生えてる〜〜!!!」


って言ったり


(´`▼´)みてみて〜髪切ったんだ〜♪(えびらぶにて)


(´`▼´)みてみて〜髪巻いてみたんだ♪♪(同上)

 


などと五関さん自ら髪事情について言及して下さるタイミングで地響きみたいな唸り声出したりして

 

 

…周りにはご迷惑をおかけしました。

 

 

五関さんのバッチリ決まったヘアセットはとんでもなく、最初から最後まで「うわー好き!」って感じだったのに自らそれを言ってくれるとは。体毛好きに優しい自担でオタクは嬉しいです。


屋良くん振り付けのFFでの五関さん歌い出しに堪らず叫んでしまったりとか、ウォールトランポリンでの五関さんの空中での美しい回転についてだったりとか、とにかく見所は尽きないにも程があるんですけども。


しかしながらそれを一個一個思い出して書いていたらまた一週間くらい自我が危うい感じになりかねないので。 


大阪が終わったら、またSLTについて書きたいなあ〜と思います。

 


ひとつ言えるのは、五関さんの担当になってから行った初めてのA.B.C-Zのコンサートがこれで良かった!ということ。

 

沢山の縁に恵まれて、嫌な思いをすることもなくコンサートを十二分に楽しめたし!

 

五関さんが担当で間違いなかったんだ!って改めて噛み締めて、それって本当にしみじみ幸せだなぁ…って思えた、最高に楽しいコンサートでした。

 

旅慣れないわたしは大阪に遠征するのがちょっとまだ怖いところもあるんですが、五関さんがステージに立つならばわたしもそれを余すところなく見詰めていたいから。

 


連れて行ってもらいましょう、大阪まで!

 

 

 

(´`▼´) れっつごー!

 

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