「初めまして、Travis Japan!そして、」


来たる12月12日、日本武道館にて。

マッチさんデビュー35周年ツアーのオーラス公演があり、無事に華々しく幕を閉じた。
文字通り、その後ろでツアーを盛り上げ、自身らもスキルアップしたであろうジャニーズJr.がいた。

Travis Japanである。

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※クリスマスTravis Japan可愛すぎである。

文字を大にして言いたいことなので最大フォントでお送りしました。


わたしはツアーのオーラスに参加させていただいた。
マッチさんのオンステージの真正面の席、天井から数えて2列目であった。
セトリも頭に入っておらず、Travis Japanがどこにどう配置されるのかもわからず、わたしはソワソワとしながら席に着いたり立ったりしていた。

以前「Travis Japanいえるかな? - cicadax’s diary」という記事を書いたときに散々言ったが、わたしはJr.を見るという経験を殆どしてきていない。殆ど、という言い方をするのは多少見たことがあったかもしれないな…?という記憶がうっすらあるようなないような、くらいなものだからである。

当たり前だがバックJr.というのはメインを立てるような存在。そこに注目するというのが、どうしても感覚としてわからない。
端的に言えば、わたしは楽しめるのか?満足することができるのか?それがわからなかったから困惑していたのだ。

わたしが楽しめるのか否かなどお構い無しに、客電がおちる。そしてスクリーンにはマッチさんのデビューからの年号が現れ、次第に現代に近づいてくる。

暗闇のなか、ソワソワとドキドキと不安でいっぱいだったわたしはふと、コンサートって久々だな…?と思っていた。

満を持して、スクリーンに映し出される2015の文字。
イントロを聴くだけでジャニオタの血が沸騰する曲「ギンギラギンにさりげなく」が武道館を沸かせる。

わたしは普通にギンギラギンにさりげなくが好きなので、テンションぶち上がった。うわーナマだよ!!すっごい!!
普通に楽しんでいたわたしの隣から「きた!」と声がした。

悪友から見せてもらっていた写真の衣装、黒に金糸で模様の入ったあの衣装を着たTravis Japanがステージにあらわれた。

慌てて構えた双眼鏡。目の前に見える、息衝いているTravis Japan…


9 人 い る ! !

この瞬間、開演前の不安が杞憂だったことがわかりました。
何もかも吹っ飛んでしまった、9人を見た途端に。

ギンギラギンにさりげなくを踊って、歌っているTravis Japan。マッチさんを囲んで格好いいかごめかごめをするTravis Japan。その衣装はTravis Japanのもので、同じ揃いの衣装なのに、一人一人とても似合っている。

Travis Japanって実在してるんだ…!?

まず感想がコレ。
散々悪友にステマされまくって、楽しみな反面ずっと実感がなくて、目にしたらどうなるんだろう?と思っていたTravis Japanが今目の前に!!!
※何度もいいますが天井から2列目です。


まず目に入ってきたのは宮近くん。

この日のために心の中にランドセルを100個くらいストックしてきたわたしをぶちのめす、その圧倒的な「18歳の男の子」感。
おでこを出し、その整ったお顔を惜しげもなく見せてくる。襟元のはだけ方は幼さの欠片もない。
なのに笑うとめちゃくちゃに可愛い。ランドセル投げたい。
この、男の子感がまさに宮近くんだった。想像の100倍くらい顔が綺麗だったし、小さいのにそれを感じさせないダンスをしていた。


次に目に入ってきたのは顕嵐くん。
顕嵐くんはABC座の見学で見た以来だったが、あの時はわたしがアホみたいに泣いてしまったのであんまりちゃんと覚えられていなかった。自担と同じ視界に入った瞬間しか覚えてない。
映像では何度も見たけれど、目にした瞬間顕嵐くんが踊ってる!?ってなった。
真面目に踊ってるんだけど時折口遊んだりして、腕を上げた瞬間にパッて笑ったりして。

なにかと真顔な顕嵐くんが…顕嵐くんが…

笑ってるよ…!!!!!!

笑顔可愛すぎて双眼鏡が壊れるかと思った。


次に見たのは美勇人くん。
えっっっっっ細い!!大きい!!!ってびっくりしてしまった。
流石自分で大きいって言うだけある。
髪が地球上のなによりもサラサラだった。動くたびにサラサラ…ってなってて。
衣装も相俟って、一瞬「宝塚を観てるみたい…」って思った。
身体が大きいと、どうしても手足を持て余すダンスになりがちなんじゃないかという持論があるのだけど、美勇人くんは全く持て余さない。活かす。指の先まで活かす。
流石はダンスリーダー…。

この三人を見てから、次々に他メンバーも見ていった。
まず実在することに驚き、可愛さに慄き、それぞれタイプの違うダンスに見惚れた。


如恵留くんが茶髪で、びっくりするくらい可愛かったのとか。
閑也くんの太腿の頼もしさと顔の可愛さにギュンッッてなったり。
拡輝くんのクドさに「これが見たかった!」って思ったり。
しめさん(七五三掛くんをわたしはこう呼んでいる)のダンスが大地にしっかり根付いている感じにクラッときたり。
朝日くんが想像していた百倍トレンディで百倍可愛かったことにたまげたり。


さて、残りの一人について。


わたしはTravis Japanで誰が一番好きなのかな?って、実は9人覚えた頃からずっと悩んでいて。
悩んでいて…っていうか9人それぞれみんな魅力的で、決められないよ〜!って感じだったんですけども。
武道館で、実際にこの目で見れたら何か変わるかな?ってお気楽な感じで向かったんです。

最初にあげた三人に関しては、なんというか特別で。
悪友二人の担当である美勇人くん、宮近くん、Travis Japanをもっと知りたいと思うきっかけだった顕嵐くん。
三人は、なんか違う…こう、特別としか言えない存在なんですよね。



武道館で、いろんな曲で踊り、盛り上げ、自分達も楽しんでいる!という姿を見せてくれた9人。
それぞれを、後悔のないようにいっぱい見て帰ろう!そう思っていたわたしが、いつの間にか一人を多く双眼鏡で追いかけていました。



それが、中村海人くんでした。

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いや、なんというか。
覚えたにしろ、印象が薄くて、あまり目を引かないメンバーだったんです。むしろ。
あらちかと同い年で、大食いで。スタイルがいい。これくらいしか知らなくて。

でも、武道館で9人を見ているうちに、どうしても双眼鏡が彼を追いかけ始めていたんですよね。

理由はもう一つしかなくて、単純にめちゃくちゃダンスが好きなんです。
C=Normalを観た時も、なんというか…カメラに抜かれて笑顔になった“その後”の顔がめちゃくちゃ好きで。
キメてるわけでもない、笑顔の後のふっとした顔があんまりにも格好良くてびっくりしたんですよね。
普段があまりにも子供っぽいからこそのギャップだったんですが。(笑)

ダンスの上手さとかは、正直わたしには全くわからないけれど、目を引く。好みだなあと思いました。

そして、こないだの優馬くんのラジオで「苦手なものはダンス、でも好きなものもダンス」って言っているのを聞いて、ああ海人くんを応援したい…!と思いました。


これがわかっただけでも、武道館へ行った意味があったなぁと思います。


レポなんて出来ないくらい、初めてバックJr.をみるという経験に必死になりました。
デビュー組にあれだけこだわっていたわたしが、です。自分でも、この変わりようには驚きを隠せないんですが。

Travis Japanを応援することに、また一つ新たな楽しみが増えました。
中村海人くん!わたしはダンスであなたを見つけたぞ!!



そして、次はいつTravis Japanを見れるのかな?と思っていたわたしに滝翼のコンサートにTravis Japanがつくという朗報が届きました。
自分でも驚くべき行動力で、横浜アリーナ4日のチケットをお譲り頂きました。

ので、再びTravis Japanを見に、滝翼のコンサートにお邪魔してきます!!やったー!

滝翼のコンサートもとても楽しみですが、なにより、こんなに早くTravis Japanを、海人くんを見に行けることが嬉しくてなりません!



マッチさんが仰っていた「かつて少年隊がバックだったのが俺の自慢。Travis Japanにもいつかそうなってほしい」という言葉。
これが、わたしのTravis Japanを応援したいという気持ちにバッチリ嵌りました。

他でもない9人だから応援したいと思えたわけで、宮近くんがはっきりと「Travis Japanは9人です」と言ってくれたから、わたしはデビューしているしていないにかかわらず、Travis Japanを応援したいと強く思いました。


かけもち、じゃありません。
でも、片手間でもありません。
いろんな初めてを経験させてくれたTravis Japanは特別です。

おかげで今凄く楽しいです!知れてよかった、好きになれて良かった!


これからもどうぞ、よろしく!













中村海人くんはどんな人ですか?
どんなことが好きで、どんなことが出来て、どんなことが苦手なんでしょうか。
可愛いところ、格好良いところ。
もっと知りたいと思います。

Travis Japanで、わたしが自分で見つけた、“応援したい人”です。
これから、いっぱい色んな顔を、ダンスを、見せてください!




…照れる!