さよなら、さよなら、さよなら!

ABC座が無事、先月28日に終幕した。
わたしの千秋楽は26日であった。
先だってブログで宣言した通り、五関担として初めての観劇であり、そして最後の観劇でもあった。

もはやABC座のブログだけで何個書くんだって感じなんだが、もうここまできたら最後まで書くしかあるまい。というわけでまずは観劇後の覚え書きからまとめる。



ちょいちょい自分の感想が入るのは仕方ないもんだと思ってほしい。なぜならこれは自分用のまとめだからだ。
元々レポなんてしない人なので自分の主観が入りまくってるのだ。致し方ない。
この日は最後だということもあり、全てを頭に入れて帰ろうと思ったゆえの細かさである。まーこんだけよく覚えてるのは我ながら凄い。
覚え書きとして吐き出すことで得たのは、こうやって一度見たものを文章にしてみると残るし、自分のなかでしっかりと記憶になる気がするということだ。機会があれば、そしてやる気があればまたこうして現場の折には覚え書きとして残したいなぁと思う次第だ。


まだ自分のなかでABC座2015という舞台を消化しきれていない部分が多いので、あれがこうでどう思った、というような感想は出てこない。

最終的に、観劇した回数は14回だった。いやー観たな。ひとつの舞台をよくもまあこれほどまでに観たものだ。1日に二回観た日もあったが、日にちにして10日。ハァ、よっく観た。おかげで1幕のセリフは書き起こしできるまでに覚えた。
これほどまでに何回も観た理由は、A.B.C-Zが観たいというだけではないと思う。
A.B.C-Zが観たいのであれば他にも機会があるだろうし、なにもわざわざ舞台へ行かなくても…と以前のわたしなら思うだろう。控えめに言ってもちょっとこの回数はアホだ。

それでも観劇したいとの思いには、何をもってしても、勝てなかった。
2幕のショータイムは勿論だったのだが、わたしはプラネッツがとてつもなく好きだったのだ。プラネッツを観られるのはこの機会を逃したらもうないかもしれない、そう思うといてもたってもいられなかった。
いずれは映像化し、いつでも観たいときにプラネッツが観られるようになるのかもしれない。
だが、ならないかもしれない。そう考えると、日生に足が向く。
ここまで惹かれた原因はよくわからないのだが、わたしが昭和好きっていうのもあるのかな。昭和の雰囲気(本当に雰囲気だけだったけど)の中で関係性が変わっていく、そんなプラネッツの一人一人かどうしようもなく好きだった。初めて観た時、ずっと1幕が続けばいいのにと思ったくらいには。

こんなアホなお金の使い方をし、無茶な一ヶ月を過ごし、だがわたしは一つも後悔していない。いつかは「あのお金であれもこれも出来たな…」と後悔するのかもしれないが、少なくとも今はない。
舞台というものの楽しみ方なんてまだわかったつもりもなく、でも、舞台へ行くというあれだけ高く見えていたハードルが、あっけないくらい無くなった。




舞台を観に行くのは楽しい。A.B.C-Zの舞台は楽しい。良し悪しや、出来不出来などなにも知らない。わたしはABC座2015が好きだ。今も大好きだ。

五関さんの担当という気持ちで初めて入った現場という思い出も兼ねた、ABC座は終わった。
次はジャニーズワールドである。これは、また初めての経験になる。どう感じるのか、どう思うのか。まだわからないけれど、取り敢えずA.B.C-Zが、五関さんがまた舞台に立つのを観られる機会がこんな直近にあるのは嬉しい限りだ。どうかチケットよ、当たってくれ!



A.B.C-Zのみなさん、他キャストのみなさん、ジュニアの6人、ありがとうございました。お疲れ様でした。
わたしはABC座2015が大好きでした。